新しいC型肝炎の治療薬が出ます。
新薬、多々あれどこの薬は久々の優れもの。
これまで慢性C型肝炎にはインターフェロン療法が一般的でしたが、インターフェロンでC型肝炎ウィルスが駆除できる率はペグ・INF+リバビリン併用療法でさえも約50%、半分の人にしか効果がなかったのです。しかもインターフェロンの副作用に苦しみながらの治療でした。
ところが今回の治療薬は注射ではなく、なんと内服薬。
しかも駆除率が84.7%とは驚きであります。
今までインターフェロンが無効だった人、不適格で使用できなかった人が対象になりますが、来年3月には全てのC型肝炎の患者さんに適応拡大となります。
待ち望んでいた人が多いのではないでしょうか。
当院でも採用する方針です。
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